オススメ記事
ヤフオクで横行する送料詐欺の見分け方

はじめに

最近、ヤフーオークションで送料詐欺をする輩が散見されます。
今回、わざと引っかかってみたのでその体験談と詐欺出品の見分け方をお伝えします。
この内容を見て同様の被害がこれ以上出ないことを祈ります。

送料詐欺の見分け方

いきなり結論。詐欺の見分け方です。

見分け方

・送料が落札者負担として明記されていない
・発送方法に普通の宅配業者(ヤマト、佐川など)が選べない
・到着まで最短で14日前後配送状況によっては50日ほどかかる(規約上の返金をさせないため)
・出品者評価が「良い」かつ評価が詐称された経歴がある(大量のフリー画像を出品して相互評価により良い評価を水増し)
・やたらと注意事項が多い(クレーム慣れしているので最初からガードを高くしている)
・1円で出品。他にも1円で複数出品している

では、以降で詳しく解説していきます。

発送方法が選べない

発送代行業者に梱包発送を委託しているなどの理由を使って発送の選択ができないようにしてあります。
送料詐欺をするのだから、配送方法を指定できなくするのは当たり前ですよね。

商品到着までにやたら時間がかかる

ヤフーオークションでは、支払いから8日経っても商品が届かない場合は返金申請できるため、その補償システムを使わせないようにしているからです

出品者評価を詐称している

ヤフオクには出品者評価があるので、詐欺をしているような人は悪い評価がついているのでそれを見れば良いと思ったそこのあなた。時代遅れですよ。

出品者の評価は詐称できます

その方法ですが、

1.大量のアカウントを作成する
2.作ったアカウント同士で出品⇔落札を繰り返して相互に良い評価をする。または相互評価で良い評価を稼ぐための商品(1円のフリー画像が使われることが多い)を落札して水増しする

なので、詐欺師のアカウントには評価を詐称した履歴が残る場合があります。それで見分けることができます。
見方は以下となります。(アカウント名は出品者の名誉棄損にならない様、隠すか適当な名前に変更しています)

1円で出品

注目を集めたいからです。入札件数が多くなればなるほどその商品に注目が集まります。
何円で売れようが、送料で調整できるので関係ないというわけです。

取引メッセージで死の宣告

送料は取引メッセージで自宅の住所を送った後に突き付けられます。
つまり身元を抑えられた上で「払え」と迫られるわけです。下手なことしたら何嫌がらせされるかわからない恐怖に駆られるので、良い気分ではありません。

今回の出品者はご丁寧に、住所を送る前に以下のような警告が届きました。

これから送料ぼったくるから覚悟してね

という死の宣告に見えます。商品説明欄に書かれているながーーーい注意事項はこの前振りだったのね。
見事な伏線回収です。

ただし今回は良心的にもキャンセル可能という緊急回避策があります。
救われたーーーー!!ありがとう。 ん? これはありがとうでいいのか??

最後にお願い

詐欺が横行する状況なので、ヤフーさんは発送元と発送先が決まれば自動的に配送業者と送料が決まるシステムに変えた方が良いと思います。メルカリはその辺しっかりしているかと。
後発のメルカリがここまで流行った理由として、業者による出品を排除して、一般ユーザーによる安全なマーケットを確保したからだと思っています。

また、近年ぼったくり商法を動画のネタに使うYoutuberも増えてきているので、ぜひわざと送料詐欺案件に引っかかって頂き啓蒙を促して頂けるとありがたいです。その際は微力ながら再生数1に貢献させて頂きます。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう