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はじめに

サーフィン歴がかれこれ15年になりますが、これまでにウェットスーツを5着作って着てきたのでその知見をみなさまと共有します。

これまでにオーダーで作ったウェットスーツ

・スプリング(3mm)×1
・スプリング(2mm)×1
・フルスーツ(3mm)×1
・フルスーツ(3mm、2mm)×1
・セミドライ(3mm、5mm)×1

時代は生地の厚さ2mm+裁縫なし(シームレス)へ

20代の時にオーダーしたウェットスーツが体系の変化により着れなくなったのでこの度、新しいウェットスーツをオーダーしましたが、最近のウェットスーツは生地の厚さが薄く縫い目がないものが主流の様です。
ひと昔前までは、生地の厚さは3mmが一般的でしたが、今は2mmが普及してきています。

特徴1:ウェットスーツの生地が薄くて軽い

生地の厚さが薄いウェットスーツの特徴(厚さ2mm)

・とにかく軽く乾きやすい
・服みたいに畳めるので、荷物がかさばらない
・生地が薄いので良く伸びて動きやすい

ちなみに、生地の厚さが1mmのウェットスーツなんかもありますがこちらは、値段が高い上に生地が薄すぎて扱いに気を付けないとすぐに破れるので、パフォーマンスを追い求めるプロや大会に出るエキスパート以外の方は無理に買わない方が良いです。

特徴2:縫い目がない(シームレス)

縫い目なし(<strong>シームレス</strong>)ウェットスーツの特徴

・耐久性が高い
・ 縫い目がない(生地に穴を空けない )ので伸やすく動きやすい
・縫い目から水が染みてこないので防水性と保温性が高い

どうやって生地を繋げているかというと、布テープによる接着です。
テープでくっ付けただけなんて、耐久性ないでしょと思われるかもしれないですが、これが思ったより頑丈でして、私が使っているセミドライスーツは5年以上使っていますが、なんともないです。

ウェットスーツオーダーする時は首の採寸に気を付けるべし

ウェットスーツオーダーする時に一番気を付けたいのが首周りです。
きついと、首を絞めつけられる感覚でサーフィンどころではなくなります。
逆に緩いと今度は首から水が入ってきます。なので、一番気を付けて採寸すべきなのが首だと言えます。

では、ジャストサイズはどうやって図るのかというと、

まずは喉ぼとけにかからない首の付け根でメジャーを回して、隙間なくなるまでピッタリ締め付けその長さを基準値とする。

緩めがお好みの方 → 基準値+1cm
ジャストサイズ(おススメ!!) →  基準値+0.8cm
きつめがお好みの方 → 基準値+0.5cm

となります。ちなみに、身長170cm、体重65kgの日本人の一般体系の私の例ですと、

基準値:35cm
緩め:36cm
ジャストサイズ:35.8cm
きつめ:35.5cm

です。私は同じウェットスーツメーカーにて36cmと35.5cmの両方をフルオーダーで作って使ってますのでこれが経験値から来るジャストサイズとなります。(35.8は次回オーダー時に試します)
使用感としては首周り36cmのウェットスーツだと、首の圧迫感はないですがサイズ肩以上の波をドルフィンスルーする時は首から水入ってきます。

首周り 35.5cmだと波待ちの時に首が絞めつけられてつらいですが、ドルフィンスルーの時に水が入ってこないです。

なぜ中央値の27.5cmをジャストサイズにしないのかと言うと、経年劣化でウェットスーツは縮み、人は太るからです。よってその余裕幅でゆとり気味をジャストサイズとして定義しております。

ウェットスーツは結局何着必要?

おススメはスプリング(2mm)、ジャージフルスーツ(2mm、3mm)、セミドライ(3mm、5mm)の3着です。こんな感じで使い回します。

ウェットスーツの使い回し術

・6月~9月 スプリング
・10月~12月:フルスーツ
・1月~3月:セミドライ
・4月~6月:フルスーツ

真夏もウェットスーツは必要なの?

はい。あった方がいいです。
真夏は上半身裸で、下海パンでやる人も多いですが、私は真夏でもウェットスーツ派です。理由は以下です。

真夏でもウェットスーツを着る理由

・海パンだと波待ち時にパンツがズレてやりづらい
・生身だとクラゲに刺されやすい
・ウェットスーツは浮力があるので、海に投げ出されても簡単に浮いていられるが生身だと沈んでいく
・ 波待ちで海パンにボードのWAXが付いてすぐに汚れて、後でWAXを落とすのが大変。

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